一月に旦那と葉山へ日帰り旅行に行った。鎌倉には行ったことがあるけど、葉山は初めて。
葉山女子旅きっぷ
きっかけは、「葉山女子旅きっぷを使って葉山に行った」というインスタの投稿。この切符は、京急が観光促進で販売しており、電車とバスの一日乗車券+ランチ券+おみやげ券がセットになったもの。デジタルチケット購入、かつ品川からの利用で、大人一名3,580円だった。ちなみに性別問わず利用可能。
目当ては、神奈川県立近代美術館の「マン・レイと女たち」です。
品川から京急に乗車し、金沢文庫で乗り換え、逗子・葉山に到着。
駅からはバスで美術館まで移動。
当日はあいにくの雨で、江ノ島もぼんやりとしか見えない。けれど、バスには人が多く、オフシーズンかつ悪天候を考えるとまずまず盛況。
20分ほど乗車し、神奈川県立近代美術館に到着。思ったよりコンパクトな建物。
マン・レイと女たち
作品は年代順に並んでおり、ほぼすべての時期を網羅していた。そして、マン・レイの生い立ちを含めた、かなり詳しい解説文もあったので、知識がなくても十分に楽しめた。写真は後刷のものがほとんどだったけど、全期間の作品を一度に鑑賞できたので、希少な機会だったと思う。
全然知らなかったんですが、この展示は巡回展らしく、東京でも展示があったようです。2021年にはじまったようなので、かなり長い期間開催されている。
ドローイングや立体物、コラージュ、映像など多様な作品があったが、やはり写真が一番多かった。
出典:Ingres’ Violin, WIKIART, https://www.wikiart.org/
マン・レイって名前聞いたことあるな〜くらいで見に来てしまってたんだけど、この写真を見て、これか!と。
出典:Solarisation, WIKIART, https://www.wikiart.org
こちらも見たことがあった。
このサイトを参考に写真を使用
1920年代とか1930年代のファッションやメイクって、やっぱりめちゃ格好いい!いつまでも憧れの時代です。
マン・レイは色んな女性とお付き合いしていたようだけど、創作するにあたってミューズが必要だったのかな。最後の人生の伴侶と出会っていたようで、なんか安心した。…感想親戚のおばさんか?
正直知識がなくて、こんな前衛的な芸術がこの時代にあったんだと思ったし、ズラッと並んだ著名人の写真も知らない人が多かったし、もっと知っていればなぁと思った。
売店に売ってた本、いかにも難しくて挫折しそうだけど、図書館で借りて読んでみようか。いや、でもやっぱり難しいかな…。
となりの部屋には、内藤礼の作品。一度水戸芸術館で作品を見たことがあった。
一見なにもない部屋によく見ると糸が垂らしてあったり、鏡が飾ってあったり、かなり削ぎ落とされたような内容だった。
作品が多くて少し疲れたけど、遠出した甲斐があった、本当にいい内容だった。
かわいい缶バッジを買ったんですが、付けた初日に一個失くしてしまった…。しかも上のやつ。どこかに飛んでいってしまったのか…。
美術館の後ろに散歩できる道がありました。
他訪ねた観光地をまとめて
トースト、目玉焼き、ベーコン、手作りのポテトサラダ、コーヒーという最高のモーニング。写真は撮れなかったけど、めちゃくちゃ美味しかった…。
美術館→神社は徒歩移動。道沿いにはでっかい別荘が立ち並んでいた。
- 途中にあった有名なバス停
- 森戸神社
写真撮り忘れたけど、石原裕次郎の石碑があった。
- ランチしたお店
ランチ券のメニューです。しらす丼はもちろん、看板メニューの餃子もすごく美味しかった!
景色もいいし、広いし、ゆっくりできました。
食堂を出たあと、すぐ近くの葉山マリーナという商業施設をチラ見しました。アパレルが多くて、完全に夏向けの施設だった。
少し驚いたのが、お菓子屋さんは多いけど、パッケージされたお土産のお菓子がなかったこと。葉山のお土産をよりも、鎌倉のお土産のほうが売れるだろうからなんだろうけど、それにしてもなかった。
完全にシーズンオフの時期だったけど、混雑や渋滞もなく、いい小旅行になりました。暖かい時期にまた行ってみたいなぁ。
おまけ
東京都現代美術館「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」入口に展示されていたマン・レイのオブジェ